住宅ローンに特化したフィンテックのMFS(東京都千代田区)は、同社のオンライン型住宅ローンサービス「モゲチェック」に、住宅購入予定者に対する新規借り入れ機能を追加した。5月8日から提供。
同機能は、ユーザーが住宅購入時に、全国124金融機関の中から最安金利の住宅ローンに申し込むことができ、書類収集や金融機関との交渉はMFSが代行するもの。約30項目の簡単な質問にウェブ上で回答するだけで、最安金利で借り入れが可能か、金融機関の事前審査を踏まえた結果が入手できるといい、審査に通りやすいユーザーからそうでないユーザーまで、幅広い層に対応するとしている。
借り入れ後は、MFSが「今後の金利動向」「現時点での借り換えによる金利削減額」「現在の自宅の資産価値」などを管理し、毎月情報を更新する。借り換え・完済までの管理機能といった従来のサービスに同機能を加えることで、すべてウェブ上で完結する住宅ローンのワンストップサービスが実現するとする。
今後は、不動産会社に対しても同機能を提供する予定だという。
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