マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、2回目となる「スマートスピーカー」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。スマートスピーカーの認知率は78.6%と2018年より増加。「どのようなものか、内容まで知っている」が28.7%、「聞いたことがある程度」が49.9%だった。
スマートスピーカーの利用状況としては、「自分で利用している」が5.5%、「自分または家族が利用している」が7.4%だった。利用している機能で最も多いのは「天気予報を聞く」(50.7%)、次いで、「音楽を聴く」(37.8%)、「ニュースの読み上げ」(33.3%)、「アラーム・時報、タイマーの設定」(23.7%)となった。「ニュースの読み上げ」は男性40・50代、「音楽を聴く」は女性で比率が高かったという。
スマートスピーカーの利用意向は16.9%、現在利用者では8割弱、自分以外の家族利用者では4割弱だった。非利用者では利用意向が1割強、非利用意向が5割弱となった。
利用意向者にスマートスピーカーでやってみたいことを尋ねると、「天気予報を聞く」が58.5%で最も多かった。「ニュースの読みあげ」が40.7%、「音楽を聴く」「言葉の意味を調べる・翻訳」「アラーム・やタイマーの設定」「家電や照明器具などの操作」「乗り換え案内・目的地への行き方の検索」が各30%台となった。
スマートスピーカー購入時の重視点としては、「本体価格」「メーカー・ブランド」と答えた人が5~6割、「操作のわかりやすさ」「音声認識の精度」「AIアシスタント」が各4割弱だった。「大きさ」「操作のわかりやすさ」「セキュリティ」は女性高年代層で比率が高かったという。
調査期間は4月1日~5日。回答者数は1万535人。
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