国土交通省が4月26日発表した2018年度の新設住宅着工戸数は、前年度比0.7%増の95万2936戸だった。分譲マンションが大きく寄与し、リーマンショック後、2013年度、2016年度に次いで3番目に高い水準となった。
利用関係別では、持家は前年度比2.0%増の28万7710戸で、昨年度の減少から再びの増加、貸家は39万93戸で前年度比4.9%減、2年連続の減少となった。分譲住宅は26万7175戸で7.5%増となった。うちマンションは、11万9683戸で10.5%増となり3年ぶりに増加した。一戸建住宅は14万4905戸、同5.1%増で4年連続の増加。
また、同日発表された2018年度の住宅投資予定額は、前年比2.1%増の14.8兆円だった。うち持家は2.8%増の6.7兆円だった。
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