国土交通省が4月26日発表した3月の新設住宅着工戸数は、7万6558戸で前年同月比10.0%の増加となった。リーマンショック後でもっとも高い水準となった。これは、昨年3月の水準が低かったことと、分譲マンションの大幅増によるところが大きい(国土交通省担当)。季節調整済み年率換算値は、前月比2.3%増の98.9万戸。
利用関係別の実数では、持家が2万2404戸、前年同月比8.9%増で6カ月連続の増加となった。貸家は2万8413戸、前年同月比4.5%減となり、7カ月連続の減少となった。分譲住宅は2万5301戸、同33.0%増で8カ月連続の増加となった。特にマンションで1000戸を超える超大型マンションの着工が複数あったなど首都圏中心に大きな伸びを示した。一戸建住宅も1万1738戸で同7.1%増と4カ月連続で増加した。
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