リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」を運営するホームプロ(東京都中央区)はこのほど、2018年のホームプロ利用者データ集計調査の結果を発表した。それによると、リフォームにかけた費用の平均額は、前年比9万円減の209.5万円となった。住居種別ではマンションが194.5万円、戸建て住宅が218.1万円となり、23.6万円の差があった。
リフォーム会社と契約した理由を聞いたところ、「プラン・提案内容」が70.2%、「見積もり金額の納得感」が69.2%、「対応の早さ」が63.1%、「マナー・態度」が62.9%だった。費用別でみると、50万円未満の低額リフォームでは「見積もり金額の納得感」(72.1%)、「対応の早さ」(64.3%)が上位になるのに対し、500万円以上の高額リフォームでは「プラン・提案内容」(84.8%)、「マナー・態度」(70.3%)と、担当者の提案力やマナーを理由に挙げる人が多かった。
よかったポイントについては、「担当者の人柄・説明力」(30.3%)、「丁寧な対応」(17.9%)、「納得の価格」(12.1%)と、価格や仕上がりよりも担当者の人柄や対応が上位となった。
リフォームした部分は、「浴室・バス」(28.2%)、「トイレ」(24.0%)、「キッチン」(21.7%)と、水回りリフォームが上位を占めた。物件の築年数は「31年以上」が30.4%と最も多く、その割合は前年比2.5ポイント、対前々年では3.4ポイント増と、増加傾向にある。
リフォーム会社と工事契約を結んでから、リフォーム工事が完了するまでにかかった平均日数は61.6日だった。費用別の平均は「50万円未満」が30.5日、「50万円以上~500万円未満」が64.8日、「500万円以上」が144.8日だった。
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