パナソニック電工と出光興産の合弁会社・パナソニック出光OLED照明(=PIOL、大阪府門真市)は、国内外市場向けに色の再現性に優れた「有機EL照明パネル」の出荷を9月1日から開始する。
「有機EL照明パネル」は、厚さ約2mmという極薄光源。演色性(Ra90以上)と輝度(3000cd/m2)は世界最高水準に達しているという。さらに白熱電球を超える効率30lm/W、1万時間(光束維持率70%)の長寿命を実現した。
また12月からは、パナソニック電工が建築や設備とマッチする薄型照明器具に容易に組み込める「有機EL照明モジュール」(※)を発売する予定。
こちらは制御回路込みで約9mmという薄型設計で、枠幅を最大11mmに抑えることで照明器具デザインの自由度を高めることができる。
(※)別途、電源回路などを組み合わせる必要がある。
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