永大産業(大阪市)と日本ノボパン工業(大阪府堺市)は4月24日、木質ボード事業におけるパーティクルボード(PB)の製造を目的とした合弁会社の設立を決定した。出資比率は永大産業が65%、日本ノボパン工業が35%の予定。
今回の合弁会社設立により、最新の連続プレスを導入した新工場を建設することで従来よりも幅広い用途で安定した生産・供給体制の構築が可能となる。新工場は静岡県に建設を予定。生産量は月産1万5000トン、操業開始は2020年9月を計画している。
永大産業は木質ボード事業の収益力向上を目的に構造用PBやフローリング基材用PBのラインナップの追加を検討しており、ノボパン社は構造用PBの需要増に対して生産増強を模索していた。
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