積水化学工業(大阪市北区)住宅カンパニーは4月27日、太陽光発電システム搭載住宅20万棟達成を記念して、エネルギーの自給自足を目指す『スマートパワーステーション』シリーズの新商品『スマートパワーステーションアーバン』を全国(北海道、沖縄、一部離島地域、積雪地域を除く)で発売する。
新商品では、従来の同シリーズと同様、太陽光発電システム(PV)、定置型リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」、コンサルティング型ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」の3点セットを標準搭載。また、これまで建築現場で行っていた作業工程の工場への取り込みやユニット配置のパターン化により高コストパフォーマンスを実現する。
さらに、ユニットをずらして配置する「雁行配置」が可能な「シフトジョイント工法」を新たに開発することで、ボックスラーメン構造の特長を活かし、耐震性能を維持したままでの雁行配置を可能にした。同社独自の「αプランニングシステム」に新たなバリエーションを加え、これらを組み合わせることで、狭小間口への対応と一層の敷地の有効活用を可能にする。
そのほか、強さとしなやかさを兼ね備えたオリジナル外壁材「SFC」ボードシリーズに、深い彫りと陰影感が特徴の「ジオマイト外壁」(2柄)を新たに導入。光を受けて色味を反射する素材(偏光性マイカ)を用いた2色のプレミアムカラーを加え、デザインのバリエーションを拡充する。
販売価格は3.3m2あたり62万円〜(税別)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。