ヒロ建工(埼玉県入間市)は、埼玉県所沢市に本社機能を移転し、持続可能な暮らし方と働き方に着目した新オフィス・新活用モデルハウスをオープンする。協力業者とのコミュニケーション強化や働き方改革に対応した整備を行い、事業効率と認知度の向上を目指す。
新本社では、約110坪の建物内に、約40人が従事する約75坪のオフィスコーナーを設け、完全オープンスペースによる業務効率化と仕事の見える化を推進する。併設するショールームには、古き良きアメリカの街並みを彷彿とさせる本格的なレンガを用いた界壁や、開放感のある来場者用の打ち合わせコーナーを設置する。
新本社は今後、付近を通学する子供たちにも無料開放する。子供110番など近隣住民とのリレーションを図れるような工夫を行う。
同時オープンするモデルハウスは、約60坪の木造2階建て。吹き抜けを用いた広々とした空間の演出により、コンパクトに設計された住まいで大きく育てられるような工夫と住まい方を提案する。
また、広さ4.5畳の小さな小屋が5棟連なる街並み「58ハウス」をモデルハウスに併設する。小さな街並みでのコミュニケーション増加を通じた持続可能な世界観を表すもので、「誰一人取り残させない」SDGsの考えを用いた街並みのミニチュア版を体現する。
新オフィスは4月20日に同社関係者にプレオープンし、4月27日・28日に一般公開してワークショップやモノづくりのイベントを開催する。
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