エクソル(京都市)は4月11日、同社が掲げる太陽光発電全棟搭載実現プラン「ファイナライズ」の提案モデルの一つとして、屋根の大小や形状に関係なく設置できる住宅用太陽光発電システム「ジャストコンパクト」の販売を開始した。新築時に設置する場合、太陽電池モジュール3枚で39万8000円前後(オープン価格のため予想実売価格)で設置できるという。これにより「太陽光発電システムは高額で、広い屋根がないと設置できないもの」と設置をあきらめたり、検討をしなかったユーザーのイメージを払拭し新築、既築を問わずすべての住宅への標準搭載を実現したいとする。
低電圧でも動作するマイクロインバータが太陽電池モジュールとセットで動作するため、パワーコンディショナは不要で太陽電池モジュールを1枚から方位に関係なく設置することができるのが最大の特徴。
同社ではさらに、レジリエンス対応モデルとして蓄電池システムセットも販売を開始。今後は蓄電池付きが標準装備になるとしている。
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