三協立山(富山県高岡市)は4月4日、2019年5月期第3四半期連結業績を発表した。建材事業は、ビル分野での大型物件増、エクステリア分野での需要増や販売強化などにより、売上高が前年同期比5.3%増の1522億5200万円。セグメント利益は7億7400万円となり、前年同期の赤字(16億9800万円)から黒字化に成功した。
全体の業績は、建材事業や国際事業の増収、商業施設事業でのコクヨ株式会社のストア事業承継などにより、売上高が同4.5%増の2519億3000万円。ただ、競合環境、資材価格や物流費の高騰、海外での事業環境変化などにより、営業利益は5億1800万円で前年同期から38.9%の減益となった。最終収支は4億1700万円の赤字に転落した。
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