一般社団法人くまもと型住宅生産者連合会(熊本市)は、自立循環型住宅への設計ガイドライン講習会「改修版」および「新築(温暖地版)」を5月31日に開催する。最新版を熊本県で開催するのは今回が初。
同ガイドラインは、住宅設計で考慮すべき省エネルギー技術を網羅しており、省エネルギー改修リフォーム設計・施工を行う工務店や設計事務所、住宅・建材・設備・家電・エネルギー供給事業者や地方公共団体の住宅関連施策担当者などに、必要な情報を提供。手法ごとの省エネルギー効果では年間のエネルギー消費量の把握を重視し、根拠について実証をはじめとする研究成果の集大成としてまとめるなど、さまざまな施策の基礎となっている。
改修版では、気を付けるべきポイントや部分改修における省エネルギーの考え方など、実践に即した内容を重点的に取り上げており、実務者が省エネルギー改修住宅を設計・効果推計する際に必要な内容となっている。
講習会はそれぞれ申し込みが必要。受講料はテキスト代込みでいずれも1万800円。
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