ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は、同社オリジナルの冷暖システム「Z空調」を改良した。4月1日受注分から新仕様で提供を開始している。
改良後の「Z空調」には、ダイキン工業(大阪市)が新たにリリースした「プレミアム冷房」を採用。室温が設定温度に近づいても冷房運転による除湿量が低下しづらいため、室内の“暑すぎ”や“寒すぎ”を解消するだけでなく、湿度も快適に保つという。また、協立エアテック(福岡県篠栗町)の最新全熱交換機を導入したことで、熱交換率が65%から80%に大幅アップしたという。そのほか、特殊な方法で電気を帯びさせた不織布で、ほこりや花粉など5マイクロメートル以上の物質を99%除去する高性能フィルターも装備しているという。
「Z空調」は、ヒノキヤグループの高気密・高断熱の家にダイキン工業による空調技術と協立エアテックによる換気技術を搭載した同グループ独自開発の全館空調システム。2016年12月の発売以降、販売実績は5000棟を超えるという。
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