日本木造住宅産業協会(東京都港区)は8月26日、会員企業を対象に行った2010年度の住宅着工アンケート調査の結果を発表した。それによると、会員企業が10年度に着工した戸建て住宅に対する「次世代省エネルギー基準」適合住宅の割合は、67.1%で09年度の49.5%に比べ17.6ポイント上昇した。また、太陽光発電システムの搭載率は、09年度の6.9%から7.1ポイント上昇し、14.0%だった。同協会では、「環境意識の高まりがうかがえる」としている。
また、10年度の長期優良住宅の認定取得割合は33.8%だった。年度途中から制度が始まった09年度は23.5%にとどまったため、10ポイント以上上昇していた。
調査には、1種正会員371社中340社が回答。
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