大和ハウスグループの大和リース(大阪市中央区)は4月1日、慶應義塾大学SFC研究所(研究担当者:小林博人大学院教授)と共同開発した構造用合板建築「ベニアハウス(3K3Kタイプ、3K8Kタイプ)」を、小林教授が代表を務める小林・槇デザインワークショップ(KMDW)と提携して販売開始する。
「ベニアハウス」は、柱や梁を構造用合板で構成した板組による商品。簡単かつ精確に建築施工できるもので、店舗や飲食店、休憩所といった本設建築物からイベント用施設などの仮設建築物まで活用可能。使用する合板部材をオフィス空間や店舗スペースなどの屋内に設置し、パーテーションとしても応用できる。
建築材料としての使命を全うした後は、粉砕してチップとして再利用、またはモジュール化された部材を次の建築に再利用することもできる。
価格は、建築面積32.46m2の「3K3Kタイプ」が498万円、83.71m2の「3K8K」タイプが971万円。
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