一般財団法人民間都市開発推進機構(民都機構、東京都江東区)は3月27日、高山信用金庫(「たかしん」、岐阜県高山市)との間で「たかしんまちづくりファンド飛騨のMIRAI」を設立した。ファンド総額は1億円。同ファンドを通じ、高山市・飛騨市・下呂市・白川村の中心市街地やその周辺等において、古民家・空き店舗等を活用した民間主体のリノベーションまちづくり事業等を資金面で支援し、地域の課題解決に取り組む。
両者によるファンド設立は、国土交通省が連携して推進する「マネジメント型まちづくりファンド支援事業」の一環。ファンドの存続期間は最長20年、各事業に対する投資回収期間は最長10年まで。
岐阜県飛騨地域では、観光客数の増加傾向が続き、地域全体の宿泊施設や飲食施設等が不足傾向にある等の共通の課題を抱えていることから、同ファンドによる支援を通じて課題解決に取り組む。
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