ハイアスと楽天ＬＩＦＵＬＬ ＳＴＡＹ、戸建て型宿泊施設事業を強化

京都府木津川市の戸建て型宿泊施設「Ｒａｋｕｔｅｎ ＳＴＡＹ ＨＯＵＳＥ ｘ ＷＩＬＬ ＳＴＹＬＥ」

　ハイアス・アンド・カンパニー（東京都品川区）と楽天ＬＩＦＵＬＬ ＳＴＡＹ（東京都千代田区）は、共同で開発した戸建て型宿泊施設「Ｒａｋｕｔｅｎ ＳＴＡＹ ＨＯＵＳＥ ｘ ＷＩＬＬ ＳＴＹＬＥ」の事業強化を進める。

　昨年より事業展開を開始し、現在施工パートナーは全国に４０社。２０１８年５月に島根県松江市に第１号施設をオープンし、２０１９年には長崎県佐世保市と京都府木津川市でも営業を始めている。３施設ともハイアス・アンド・カンパニーのクライアントが自社の宿泊施設として運営。今後は地主や地域投資家に対しても、新たな土地活用の手段として提案していく。

　宿泊予約の受け付けなど施設の運営代行は楽天ＬＩＦＵＬＬ ＳＴＡＹが行う。「５～６人が１棟で宿泊できる施設は少ないため需要がある」という。実際、第１号店も順調なスタートを切っている。

　２０１９年には同事業による宿泊施設が全国各地でオープンする予定。今後も引き続き供給体制の強化を進めていく方針だ。