広告デザインを手がけるアド・リビング(京都市山科区)が運営する不動産事業「きづき屋」がこのほど、京都市の2DKマンションを1LDKにした「男前リノベーション」を完成させた。
同社では、大勢に好かれる平均的な住まいではなく、一人に深く刺さる住まいづくりをプロデュースしており、今回の物件も想定は、「起業している独身男性が趣味などに使えるセカンドハウス的な家」と言う明確なコンセプトのもとリノベーションされた。
「きづき屋」という名前には「その土地や建物が持つ可能性に気づき、既成概念にとらわれない付加価値を提案したい」という思いが込められており、変形地などの変わった物件でも、まるごと一式プロデュースすることが可能。暮らしのコンセプトを明確にしてターゲットを絞ることで、一人に刺さる(愛される)「尖った家」をつくることができるという。
同社は、デザイン思考を取り入れた住まいを提案していくことで、業界をクリエイティブ産業化し、不動産流通に新たなイノベーションをもたらしたいとしている。
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