LIXIL(東京都千代田区)は4月1日、いつものトイレを”1L洗浄”に切り替えて使える災害配慮型の公共トイレ「レジリエンストイレ」を発売する。
強制開閉弁の採用により、洗浄水量を平常時は5L、災害時は1Lに切り替えて使えるのが特徴。これにより、災害の断水時でも、いつものトイレをそのまま使用することが可能で、被災者のストレスを軽減する。
切り替えは、タンクのフタをはずして内部の止めリングをはずすだけ。1L洗浄は、持ち運んだ水をトイレ鉢内にいれるか、タンクに注水するかの2通りから選択できるという。
ただし、断水時の1L洗浄では、汚物が排水横主管内に滞留し下水道まで搬送できないため、配管に工夫が必要。同社では、1時間ごとにバケツ3杯分ほどの水を最上流のトイレ等から流す「手動給水方式」と、汚水をポンプで循環させる「汚水循環方式」の2種類を提案している。
18万円。
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