大東建託(東京都港区)は3月19日、人と協働する軽量・小型のビス留めロボット「D-AVIS(デービス)」の現場試行を開始した。現在特許出願中で、2020年12月の実用化を目指す。
同ロボットは、大工職人の高齢化や人材不足への対応、労働災害撲滅、施工品質の均一化を目的に、様々なロボットの実用機に実績のあるエイチ・アイ・デー(福岡県北九州市)と共同で2017年から開発を進めてきたもの。大型機械を使用しない賃貸住宅などの小規模建物の建築現場での活用を目指し、軽量・小型で、安全面に配慮したものを開発した。操作は同社の現場管理システム「名監督システム」を使って行う。
同ロボットの名前は、その特徴である、Disassembly(分解)、Assemble(組み立てる)、Variety(多様性)、Innovative(革新的な)、Smart(素早い)の頭文字を取った。
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