大建工業(大阪市)は、日南町森林組合(鳥取県日南町)、オロチ(鳥取県日南町)、越井木材工業(大阪市)と4社合弁で、LVL(単板積層材)用単板の防腐・防蟻処理などを手掛ける加工会社、日南大建(鳥取県日南町)を3月末に設立する。
日南大建では、LVL用単板に防腐・防蟻処理を実施。オロチが製造するLVLを高付加価値化するための単板加工処理事業を行う。今後は、不燃LVL等に関する設備も導入する予定。
4社は、2016年に「日南町『木材総合カスケード利用』事業化検討プロジェクト」を設立。LVL製造の際に発生する木材チップを活用した土壌改良材「DWファイバー」を開発し、全国の自治体等へ提案を行っている。今回の新規事業は、同プロジェクトの第2弾事業化案件。
出資比率は、大建工業70%、オロチ14%、日南町森林組合10%、越井木材工業6%。
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