LIXILニッタンは、震災時など火災以外に大量放水を防ぐ新しいスプリンクラー設備「VSスプリンクラー」を開発、提案している。
東日本大震災では、地震動によりスプリンクラーのヘッドや配管が破損したことで、ポンプが自動起動し、毎分80リットル以上の消火水を放水し、倉庫や量販店では商品が水に濡れて販売できなくなってしまう被害が起きた。
新製品は火災以外でヘッドが破損すると、負圧湿式予作動スプリンクラーが真空ポンプを起動させ、空気を吸い込むことで漏水を防ぐ。
既存のスプリンクラー設備を新製品に更新することも可能。
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