『新建ハウジング タブロイド版 』
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街並みを変え、地域の人たちの暮らしを少しでも豊かなものにしたい―。同じ想いでつながる、ほしかわ工務店(群馬県高崎市)専務の干川彰仁さんと、ポライトデザインオフィス(同市)代表で建築家の大橋洋介さんのコンビが、同市内にある高崎経済大学のすぐ近くに学生向けのモクチン(木造賃貸アパート)「木鹿荘(こじかそう)」を完成させた。
4月の利用(入居)開始を前に3月9日・10日には、地元の不動産経営者・投資家や地主、不動産会社の関係者らを招き「オープンアパート」を開催。干川さんと大橋さんの2人は「街並みを良くするようなアパートを増やしていきましょう」と想いを伝えた。
建築家のデザインと大工の技術を生かしてつくった同アパートは、全体6戸のうち2戸を、全国の工務店と連携して大工の手仕事の魅力を伝える「わざわ座」の活動に取り組む家具デザイナーの小泉誠さんに相談し、「窓ベンチ」など、わざわ座の家具を取り入れた。“本業”の家づくりでは、わざわ座の家具を全面的に活用することで高い顧客満足を実現している干川さんは、デザイン性をはじめ付加価値の高い建物によって街並みを変えたいと張り切ると同時に、10代・20代の学生に、わざわ座の世界観がどのように受け止められるか、その反応も楽しみにしている。
工務店のアイデンティティーを差別化に
干川彰仁さん(ほしかわ工務店)と大橋洋介さん(ポライトデザインオフィス)のコラボによるモクチンは、「わざわ座」仕様を含むものは今回が初めてだが、実は6年前から「木鹿荘」に着手するまでの間に、2棟を高崎経済大学の近隣に建築している。 大橋さんが手掛けるデザイン性の高い外観や暮らしやすさを追求した生活動線、大工の造作による建具・家具など「普通の賃貸アパート」とは明らかに違う雰囲気が学生にウケ、今まで空室が出たことはなく、建物を管理する不動産会社からも・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング タブロイド版 3月20日号』に掲載しています。
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