日本FP協会(東京都港区)はこのほど、「働く女性のくらしとお金に関する調査」の調査結果を発表した。それによると、「住宅購入資金(頭金)」として準備しておくべきだと思う金額の平均は725万円だった。
消費税増税に対する意識として、「軽減税率の対象になる品目を知っている(消費税率が8%と10%のどちらになるかの線引きを理解している)」かどうかを尋ねたところ、「はい」が31.8%、「いいえ」が68.3%だった。「消費税増税後は、ポイント還元を受けられるキャッシュレス決済を積極的に利用したい」と答えた人は6割以上となった。
仕事や働き方に関する志向としては、「外で働きたい」が62.7%、「家庭に注力したい」が37.3%。世代別にみると、「家庭に注力したい」と答えた人の割合が最も高いのは20代(45.0%)だった。「働くなら、バリバリ働きたい」か「働くなら、ゆるく働きたい(家計の足しになる程度)」かを尋ねたところ、「バリバリ働きたい」が33.6%、「ゆるく働きたい」が66.4%となった。「バリバリ働きたい」の割合は50代(38.0%)が最も高かった。
同調査は今回で3回目。調査期間は2月15日~19日。全国の20代~50代の就業女性を対象にインターネット調査を実施した(有効サンプル:1200人)。
●調査結果
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。