ナイス(横浜市)は3月12日、日鉄住金建材(東京都江東区)と共同開発した非住宅用のハイブリッド構造梁「S WOOD BEAM MORE(エス・ウッド・ビーム・モア)」が、ハウスプラス確認検査にて「鋼管複合梁用接合金物」の評価書を取得したと発表した。
木材と角形鋼管を組み合わせた「エス・ウッド・ビーム・モア」は、角形鋼管梁で鉛直力を、上部の木材が水平力を負担する構造。小梁として使用することで木造として対応可能で、8m超スパンの大空間を木梁より約150mm小さい梁せいで建築できる。木材加工が容易なため在来工法・金物工法に使用でき、施工性に優れている。
同社グループでは、建築物の木造化・木質化に向けたサポート機能を提供しており、木造建築の企画から設計、積算、資材調達、木材加工、施工までワンストップで対応している。今後は「エス・ウッド・ ビーム・モア」を工法のラインアップに加え、ニーズに合わせた最適な工法を提案していくという。
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