全国から選抜された熟練技能者が「技」の日本一を競い合う第30回「技能グランプリ」(主催:厚生労働省、中央職業能力開発協会、一般社団法人全国技能士会連合会)が3月1日〜4日の間、神戸国際展示場などで開催され、建設部門では「畳製作」優勝者の三宅克伺さん(所属:下鴨畳付三宅=京都市左京区)が「内閣総理大臣賞」に選ばれた。
同大会では、繊維、建設、一般製造、一般の4部門合計30職種で競技を行い、各職種の優勝者と入賞者を決定。優勝者には「厚生労働大臣賞」が授与されるほか、各部門で特に優秀な成績を収めた選手は「内閣総理大臣賞」に選出される。
今回の大会には533人の熟練技能者が参加。建設部門では、石工、建築大工、かわらぶき、畳製作、建築配管、プラスチック系床仕上げ、カーペット系床仕上げ、壁装、タイル張り、造園の10職種で合計200人が参加した。「建築大工」の競技は47人が参加し、池田技建(東京都練馬区)の長谷川裕樹さんが優勝した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。