建設テックラボ(東京都渋谷区)は3月1日、建設業者向けに建設の見積もり、受発注、支払いに関する書類業務の全てを電子化するクラウドサービス「建設PAD」の提供を開始した。大半のバックオフィス業務をクラウド上で完結することが可能になるという。
ウェブ上で必要項目を入力するだけで各種書類を簡単に作成できる。タイムスタンプと電子署名により、印紙代や捺印発送業務などを簡易化し、コストカットを図れる。
同社は「建設PAD」開発のため、2018年5月から試験運用を行ってきた。運用上のフィードバックによりシステムの改良を重ね、100社以上の下請け事業者に導入されている。
今後は建設業者全体から情報収集とアップデートを行なう。利用料はタイムスタンプ使用1回につき100円。なお、リリースを記念して6カ月間の無料キャンペーンを実施する。
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