パナソニック(大阪府門真市)は2月27日、換気とチラー空調に強みを持つSystemair AB(システムエアー社、スウェーデン)との間で、業務用・家庭用の両分野におけるサスティナブルなHVAC&R(暖房、換気、 空調、冷房)統合ソリューションの開発に向けた戦略的な提携に合意したと発表した。パナソニックは提携の第1段階として、システムエアー社の高効率なヒートポンプチラーを欧州市場で販売する。
両社は、業務用のチラー空調に関する技術開発においても緊密に協力する。より高効率で環境性能を向上させたヒートポンプチラーの開発を共同で進めるとともに、スマートクラウド技術を活用して、遠隔制御から保守まで含めたワンストップソリューションの構築を目指す。
さらに、システムエアー社が専門とする室内空気質(IAQ)のコア技術である換気技術と、パナソニックのヒートポンプ技術、制御技術を組み合わせ、業務用・家庭用の両分野でIAQソリューションを進化させる。
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