米国の第三者安全科学機関であるUL(イリノイ州ノースブルック)は2月22日、一般社団法人グリーンビルディングジャパン(GBJ)と戦略的協力関係を構築していくことで合意したと発表した。建築家、設計者、企業の資材調達担当者などが、ULのSPOTデータベースを通じて、日本のグリーンビルディングプログラムに適した建築資材をより容易に特定できるように協力する。
ULのSPOTは、建築家や設計者、仕様作成者らが持続可能な製品を特定できるデータベース。10万点以上の様々な認証プログラムの登録製品が掲載されている。AutoDesk Revitなどに無料のアドオンが提供されており、ユーザーはSPOT経由で製品情報にアクセスし、そのデータをBIMプロジェクトに適用することができる。また、アドオン機能により、USGBCのLEED認証などのグリーンビルディング評価スキームに正確かつ最新の報告を行うことができる。
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