ダイキン工業(大阪市)は2月26日、BIMに対応した建築設備CADソフトを開発・販売するNYKシステムズ(東京都中央区)と、空調設備設計や運用管理の効率化を図るシステムの共同開発とソフトウェア販売での協業に合意したと発表した。
今回の協業を通じてBIMを活用した空調設備設計ソリューションを推進し、建設設備会社、管理会社、建物オーナー等の業務効率化による生産性向上を目指す。第1弾として、ダイキンのクラウド型空調設計支援システム『DK-BIM』とNYKシステムズの『Rebro』の連携を強化し、BIMモデルを活用した熱負荷計算、空調機器自動選定、自動配置、冷媒配管選定などの機能強化を図る。
また、従来からダイキンが設備工事会社を中心に販売している建築設備CADソフト『FILDER』シリーズと、NYKシステムズの『Rebro』とのデータ互換性を強化し、両社のCADソフトを利用する客の利便性向上や、今後のBIM拡大に向けて必要とされる新機能の共同開発を行う。
さらに、ダイキンの販売網を通じて『Rebro』を販売展開し、『DK-BIM』や 『FILDER』シリーズ含め、客の目的や課題に応じた最適なIT環境を提案・構築するサービスを開始する。
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