古民家の再生および利活用をめざす古民家・新民家ネットワーク(本部:アステティックスジャパン、愛媛県松山市)は2月21・22日、東京都内で2019年度全国大会を開催した。加盟会社の関係者など160人が参加した。運営本部のアスティックジャパン・河野公宏社長は「2019年は空き家問題元年」と位置づけ、「築50年以上の古民家が空き家になることが多い、地方の現状を踏まえ、空き家を利活用することで地域活性につながることを今年度事業の柱にしていく」と述べた。
具体的には、関連団体である2019年1月に設立した空き家アドバイザー協議会とともに空き家問題解決のため、全国の自治体との連携強化を進める。現在、市町村200自治体と連携しているが、今年は500自治体との連携をめざす。
自治体と連携して「住教育」を進め、住まい手の意識改革を進めるイベントを行い、空き家の発生を抑制していく。
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