富士経済(東京都中央区)はこのほど、国内の照明市場について調査し、その結果を「Special Appli.光源/照明市場 実態・技術・予測 2019年版」にまとめた。スマートフォンやタブレット端末で操作するホームIoT照明の国内市場について、2018年は58億円を見込む。今後は住宅向けを中心に需要が増加し、2025年には2017年比8.8倍の300億円まで拡大すると予測。
現在は、既存の住宅照明に通信連携機能を付与した製品が多く、照明器具同士の連携にとどまる活用が中心だが、今後は多機能化や他設備との連携という点で改良が期待されるとする。中長期的には、住宅や介護施設、小スペースの店舗などを対象に、それぞれの用途・シーン別に訴求力のある製品開発、それを実現する機能付与が市場拡大のポイントになると分析する。
調査期間は、2018年9月~12月。
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