三菱電機(東京都千代田区)は、5分割した大口径の加熱用コイルを搭載した、ビルトイン型IHクッキングヒーター新商品3タイプを10月1日から順次発売する。
新商品は、周辺4つと中央1つの計5つのコイルの加熱部位を切り替えることで調理方法に合わせて加熱方法を変更できる。煮込み料理などに適した煮汁の対流を生む加熱や、ゆで調理時にふきこぼれにくくする加熱、コイル径26センチの外コイルの火力を強くすることで鍋底と鍋肌の温度差を軽減する「鍋肌加熱」などが可能。
鍋の大きさや形状に応じて加熱部位を判別する「鍋ぴったり加熱」を装備しており、無駄な加熱を削減でき、節電効果も期待できる。
希望小売価格は、2口IH60cmで33万6000円、3口IH60cmで39万9000円、同75cmで42万円。
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