一般社団法人日本レストルーム工業会(名古屋市)は、日本のきれいで快適なトイレの象徴である「温水洗浄便座」の利用機会拡大に向け、パブリックトイレで「温水洗浄便座」の設置を示すシンボルマークを策定した。あわせて洋式トイレ・和式トイレの設置を示すシンボルマークも策定し、3つのシンボルマークは日本工業規格(案内用図記号)に登録された。
シンボルマークのJIS化による認知拡大を目的に「トイレに関する案内用図記号事前検討会」を設置。シンボルマーク案を作成し、理解度試験や視認性試験を日本国内および海外5か国(中国、韓国、米国、ドイツ、インドネシア)で実施。わかりやすいシンボルマークを目指した。その後、JIS Z 8210改正原案作成委員会での審議を経て、図記号として日本工業規格(JIS)に登録された。
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