矢野経済研究所(東京都中野区)は、国内の照明市場を調査し一般照明用途照明市場の概況、参入企業の動向、将来展望を明らかにした。2017年の国内一般照明用途照明市場規模は前年比1.4%減で1兆106億2400万円、2018年は同0.5%減で1兆57億7000万円の見込み。2018年のLED照明市場は前年比3.2%増と成長は継続するが、LED照明に代替される従来光源(照明器具+ランプ)市場の縮小が全体市場の拡大を阻む見通し。
一般照明用途の照明器具は、想定以上の速度でLED照明器具へのシフトが進んでいる。販売数量は増加しても、LED照明のコモディティー化による価格競争の激化によって、売上金額が伸びず、LED照明普及当初の年率2ケタ増のような成長は見込みづらいとしている。
一般照明用途照明市場規模推移
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。