積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは、体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム」の全国展開を加速する。すでに開設している9拠点に加え、3月末までに新たに2拠点を開設予定。9月末までには、さらに6拠点を開設するとともに1拠点をリニューアルする予定。
設置スタイルについては、体感型ショールームの機能とモデルハウスの機能を両立した「展示場型」、工場生産による住まいづくりを実際に見学できる「工場併設型」、都市部に立地する「中心市街地型」の3タイプを、地域のニーズに合わせて展開。各地域の特性を考慮したコンテンツを導入することで、地域に合わせた家づくりをサポートしていくとする。
「セキスイハイムミュージアム」は、VR(仮想現実)を用いた体感型プレゼンテーション設備や構造模型などによって、家づくりをより「楽しく、わかりやすく」理解するための施設。既存の住宅展示場や工場見学会などの情報発信拠点に加え、新たな営業システムのひとつとして全国に展開している。中心市街地型としてはじめて開設した「セキスイハイムミュージアム梅田」の来場者は1300組を超えているといい、来場者の契約割合が他と比較し10ポイント以上高いことから、同施設が受注獲得やその効率化に貢献していることが確認できているという。
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