トーコー(奈良県生駒市)は2月18日、緩勾配の片流れ屋根に太陽光パネルを設置する際の困りごとを解決する「入線ユニット 片流れ双快用」の受注生産・販売を始めた。
緩勾配の片流れ屋根の場合、従来製品は防水技術上、太陽光パネルのケーブルを屋内に入線するのが難しかった。
そこで、0.5寸勾配の片流れ屋根に対しても防水性能を確保し、屋根から入線可能な部材を開発。製品本体がジョイント機能をもつためワンモーションで簡単に取り付けることができ、棟部からケーブルを入線するため住宅外観を損なうことなく太陽光パネルを設置できる。
適応屋根材は金属屋根・化粧スレート瓦で、対応勾配は金属屋根が0.5〜6寸、化粧スレート瓦が2.5〜9寸。10色。1万1000円。
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