国土交通省は2月18日、第4回「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」を開催し、これまでの議論で出された主要な意見を整理して論点を整理した。制度のさらなる普及や適切な運用に向け、認定基準の見直しや適切な運用に向けた方策の論点を示した。
長期優良住宅の認定について、緩和要望が多いマンション共同住宅の基準や住戸面積基準の見直し、現場検査により適合基準を確認するなどの認定の枠組みについて議論していく。
適切な維持管理の実施に向けては、検査の実施を認定基準に位置付けることや、維持保全の実施を担保する制度・支援も検討していく。
工務店からの要望の多い事務手続きに関しては、住宅性能表制度と長期優良住宅制度の一体的運用など合理化を進める方向で検討する。
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