国土交通省は、既存住宅の流通やリフォームを促進するため、住宅瑕疵担保責任保険法人による検査、履歴情報の登録や蓄積、瑕疵保険への加入にかかる費用やリフォーム工事費用の一部を補助する。4月28日から5月31日まで募集する。
同補助事業は、リフォーム工事を対象としたものと、既存住宅の売買を対象としたものの2つのタイプを設定。補助限度額はいずれのタイプも1戸当たり100万円で、共同住宅の場合、1棟あたり2000万円まで。また、1事業者当たりの補助限度額は5000万円。
リフォーム工事タイプは、戸建て住宅を対象としたもので、保険法人の販売するリフォーム瑕疵保険への加入と住宅履歴情報の登録・蓄積を行うことが条件。
既存住宅取引タイプは、保険法人の販売する既存住宅売買瑕疵保険への加入、リフォーム工事の実施と住宅履歴情報の登録・蓄積が条件。
応募の手続きや提出書類は、「平成22年度既存住宅流通活性化等事業」のホームページに掲載する。
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