アクア(東京都中央区)はこのほど、自宅での家族との過ごし方やキッチンへの不満・要望に関する調査を実施し、その結果を発表した。「理想のキッチンタイプ」を尋ねたところ、キッチンの側面が壁についているオープンキッチン(36.6%)と答えた人が最も多く、次いで独立しているアイランドキッチン(33.7%)、壁に向いているウォール型キッチン(18.7%)と続いた。7割超がオープンキッチンやアイランドキッチンといった対面型のキッチンを理想としていることから、キッチンとダイニング空間のシームレス化の進行がうかがえるとする。キッチン選択の理由としては、46.3%が「家族とのコミュニケーションがとりやすいから」と回答。共働き世帯を中心に、食事の支度時間も家族との時間にしたいと考える人が多いことがわかった。
「家電にもインテリアのような空間と調和したデザインがあると良いと思いますか?」という質問に対しては、83.1%が「思う」と回答。LDKの境目がないオープンキッチンのような住宅環境では、今後、こういった「インテリア家電」を求める傾向がさらに顕著になると予想する。
調査期間は1月17日~19日。調査対象は、30~50代の既婚者(家族と2人以上で住んでいる)555人。都市部(東京都・横浜市・大阪市・名古屋市・福岡市・札幌市)を対象にインターネット調査を実施した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。