住宅ローンコンサルティングサービスを提供するMFS(東京都千代田区)は2月4日から顧客ニーズに添ったオンライン型住宅ローン借り換えサービス「モゲチェック」を開始した。2021年までに累積借り換え金額2000億円、累積借り換え実行件数1万件をめざす。現在の累積借り換え金額は200億円、累積借り換え実行件数は約1000件で、ともに10倍拡大の計画だ。
従来は、MFSのコールセンターを通じて、住宅ローンの申し込みから審査承認までユーザー代行する形でサポートしてきたが、オンライン型住宅ローン媒介サービスモゲチェックのサービスを提供することより、情報入力から借り換え完了まで全てオンラインでできるようになる。
ユーザーはWEB上のチャットを通じて住宅ローン審査に必要な書類を、MFS経由で金融機関に提出する。原則金融機関と直接コンタクトすることなく、金融機関の審査を完了することができる。今後、オンラインでの申し込みが格段に増加すると同社はみている。
同社は、住宅ローンの金利に関しては2021年までは低金利政策が続くと予想しており、借り換え需要は底堅いとみている。
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