J建築システム(札幌市)は、熱貫流率U値をリアルタイム実測し、光熱費をシミュレーションできる断熱診断ツール「JJJ断熱診断」を提供する。東京大学生産技術研究所/加藤研究室との共同研究で開発したもので、同診断の技術的根拠である「現場における建築部位の断熱性能の測定方法(赤外線カメラによる熱画像法)ISO9869−2:2018」が昨年発行された。
同診断では、無線センサーと赤外線カメラを使い、オリジナルプログラムで部位のU値をリアルタイム実測。実測U値から光熱費をシミュレーションする。これにより、改修前後の燃費を比較して分かりやすい改修提案を行うことができる。一般社団法人断熱診断普及協会(IDA)が同システムの普及セミナー、診断士の育成、診断結果チェックなどを行っている。
そのほか、同社は耐圧版式「グリッドポスト」、窓が耐力壁になる「J-耐震開口フレーム」、アラミド繊維シート「JBRAシステム」を提供している。
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