LIXIL(東京都千代田区)は2月13日、一般社団法人科学技術と経済の会(東京都千代田区)が主催する「第7回技術経営・イノベーション賞」において、開発途上国向け簡易式トイレ「SATO」が「選考委員特別賞」を受賞したと発表した。
受賞した開発途上国向け簡易式トイレ「SATO」は、「現地に根ざしたソーシャルビジネス」をコンセプトに、現地での生産・販売体制の構築・雇用促進、インフラ整備・衛生意識改革などにより、開発途上国におけるトイレの衛生環境を改善するもの。
今回の受賞では、「世界の衛生環境改善というグローバルな課題に向きあい、各国のニーズにあった製品・ソリューションを提供」するものであることや、「『作る・売る・使う』というビジネスモデルで現地雇用も創出するなど、大企業における起業の好例である点」などが評価された。
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授賞式の様子(左=LIXILのSocial Sanitation Initiatives部長SATOビジネス事業統括 後藤淳一氏、 右=科学技術と経済の会の遠藤信博会長)
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