独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4月2日、住宅の省エネルギーを進める補助事業の公募を開始した。個人による新築・リフォームが対象。建売住宅は対象外。25%前後の省エネ効果が見込めるものなどを条件に選ぶ。20%未満のものは対象とならない。
補助率は省エネ化にかかる費用の3分の1以内。予算額は約11億円で、削減率や普及の度合いなどを評価して、採択案件を決定する。
公募の締め切りは5月11日17時30分(必着)。実施期間は、予約者が決まる7月上旬(予定)から、リフォームの場合は11月末日まで、新築は2011年1月末日まで。予約決定までの事前契約、事前着工は認められない。また、エコポイント(住宅版、家電版とも)など、同じ内容の取り組みを促進する国の補助制度との併用はできない。
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