建築研究所(茨城県つくば市)は、地域の防犯をテーマにしたシンポジウムを9月17日に福岡で開催する。安全・安心に向けたまちづくりの考え方を紹介するとともに、効果的な取り組み方法について参加者と一緒に考えるのが狙い。事前に会場周辺地区で実施したアンケート調査や防犯診断の結果も報告する。
今回のシンポジウムは、5月に公表・出版した「防犯まちづくりのための調査の手引き<実践編>~2地区でのケーススタディを踏まえて」(建築研究資料133号)の普及が目的。
同手引きは、安心・安全なまちづくりを進めていく上で、交通安全の視点も含めて地域の課題を客観的に把握するための手法を、活用事例とともに紹介。データに基づいた効果的な防犯活動や、地域特性に応じた協働による防犯まちづくりの推進を支援する。
建築研究資料のPDFは同研究所のウェブサイトからダウンロードできる。
福岡県防犯設備士協会、福岡大学、子ども安全まちづくりパートナーズとの共同主催で行う。
開催概要
「防犯まちづくり・公開シンポジウム~子ども・女性の安全・安心のために」
日 時 : 2011年9月17日(土) 午後1時~午後5時
場 所 : 福岡大学A棟 201教場(福岡市城南区七隈八丁目19-1)
主 催 : (特非)福岡県防犯設備士協会、福岡大学、(独)建築研究所、(社)子ども安全まちづくりパートナーズ
定 員 : 450人
参加費: 無料
申 込 : (特非)福岡県防犯設備士協会事務局 電話092-473-7710
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