LIXILグループ(東京都千代田区)は2月8日、連結子会社であるLIXILリニューアル(東京都江東区)において、不適切な取引行為が行われていた可能性があることが判明したと発表した。事実関係解明のため、同社と利害関係のない弁護士および公認会計士で構成される特別委員会を2月12日付で設置する。
LIXILリニューアルの過去の一部取引について、2月1日に内部通報に基づき調査を実施した結果、社内業績評価指標の達成を企図した実態のない受注物件が存在しているなど、内部統制上の問題があることが判明したという。
今回の事案は、社内業績評価指標である受注高の報告に関するもので、実態のない受注物件に対する売上計上が行われた形跡が認められないことから、同社業績に与える影響は軽微だとしている。
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