住宅金融サービスの日本モーゲージサービス(東京都港区)は、住宅事業の顧客管理から資金相談・ローン融資、決済までの住宅金融サービスを提供するために同社の連結子会社と共同で「工務店メインバンク・クラウド」を3月から順次運用する。
同社グループでは、業界に先駆けて住宅瑕疵保険などのサービスのWeb申請を開始。利用率は99%超という。また、住宅事業を管理するクラウドも開発。現在登録されている住宅情報データも約58万戸(2019年1月末現在)にのぼる。
住宅ローンをはじめ、完成保証やつなぎ融資等の動産金融、住宅瑕疵保険や住宅品質の検査、住宅設備やメンテナンスの保証サービスおよび決済等、住宅事業に付帯する金融・保険サービスをクラウドの蓄積情報に基づいて提供。3月から第1弾として、住宅瑕疵保険を利用する事業者を対象に設計・工事進捗状況の共有、アフターの管理等を簡便にできる機能をリリースして同社代理店がサポートする。
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