国土交通省は2月7日、レオパレス21(東京都中野区)が施工した共同住宅における、建築基準法に基づき認められている仕様への不適合について、同社から報告を受けたことを発表した。
報告のあった不適合は、同社が昨年4月27日と5月29日に公表した共同住宅の界壁の不備の事案に関して実施した全棟調査の過程で特定された1324棟の界壁(771棟)、外壁(925棟)、天井(641棟)で確認されたもの。
同社は、今回の不適合に対する是正方法として、法定仕様に適合させるための改修等を行う方針。同省は、同社に対し、所有者等関係者への丁寧な説明、特定行政庁への報告、改修等の迅速な実施、原因究明及び再発防止策の報告、相談窓口の設置を指示した。
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