国土交通省は18日、平成23年度「木のいえ整備促進事業」(長期優良住宅普及促進事業)の事業者エントリーおよび補助金交付の申請受付期間について、当初予定の8月31日(水)より1カ月長い9月30日(金)まで延長すると発表した。
同事業は、受注戸数が年間50戸程度未満である地域の中小住宅生産者が建築する長期優良住宅について、最大1戸120万円を補助するもの。
同事業の今年度の補助枠は昨年度の50億円と比べて2倍近い90億円に拡充されている。ただし1事業者あたり申請できる戸数は昨年度末に実施された追加募集と通算で5戸までという制限があるため、新規の申請は伸び悩んでいるとみられる。
木造住宅振興室では「今年度の受付開始当初から想定していた延長措置を実施したもの。今後再延長の可能性もある」としている。
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