ナスタ(東京都港区)は、オルビス(東京都品川区)と協業し、宅配ボックスを利用した荷物の無人受け取り体験サービスを実施する。通販利用者のストレス低減と、再配達削減に与える効果を検証するため、7月から3カ月を目途に、オルビス顧客5000人にオリジナルの宅配ボックスを利用してもらう。その後に実施するアンケート結果をもとに、将来的なサービスにつなげていくとする。
同社ではこれまで、福岡市1000世帯に宅配ボックスを無料配布し「宅配ストレス」を測定する実証実験や、社員の私物受け取りを会社として推奨する「オフィス受け取り」の実証実験を実施している。今回、これらに続く第3弾として、通販事業を展開するオルビスのユーザーを対象に、新しい荷物の受け取り方を提案する。
消費者が抱える、“商品を対面で受け取らなければならない”、“届く荷物にあわせて自分たちの行動が制限される”といった不便を解消する体験価値を提案する。
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